朝5時起床。
MAKALANIさんと合流して目指すは
横浜ベイサイドマリーナ。
Hokule'aをずっと支え、伴走してきたkama hele号。
新たにドイツ人、日本人(フロム茅ヶ崎!!)計7名を
乗せ、今度はハワイイを目指します。
その出港を見届けたいという人が、とてもたくさん集まり
ました。
アンクル・MAKAを紹介してもらいました。Hokule'aに乗った
時もたしかいたんだけど、直接お話はできなかった。
MAKAはHokule'aのクルー。ちなみにマイク・ダンそっくり。
話し方も、性格も。時々よくわからないところも。優しい目を
しているところも。
MAKAは初めて会った私にもかかわらず、いきなり最初から深い
話をしてくれた。あれはどうしてだったんだろう。
私は激しく魂を動かされて号泣してしまった。MAKAも泣いていた。
MAKAは、ひとつ私に大きな課題をその時与えてくれた。
二転三転した出港日。二転三転し続ける出港時間。笑
段取りとか、タイムリミットとか、誰かがきめるわけでもない。
kama heleは静かにその「時」を迎えようとする。
待っている間は、色んな人とお話をしたけれど今回Hokule'aが
私たちにもたらしてくれたものを考えてみると、人それぞれ違うと
思うけどすべての人へ共通するのは「絆」だったと思った。
しかもそれは「あらかじめ決まっていた必然的な絆」なのです。
かたいけど、用は「出会うべく人や物とは必ずや出会う」
ということです。でも、それはちゃんと努力をしたり、出会いたいと
「思う」プロセスを踏まないと何も起こりません。
kama heleのクルーに別れを一人一人告げると、なんだかとても
さみしくなってしまった。彼らのこれからの船出をお祝い
しなきゃならないのにね。
たくさんのほら貝の音とともにkama heleは日本を離れていった。
するとMAKAを含むHokule'aとkama heleのクルー3人が
Hokule'a hakaを始めた。初めて生でしかも2メートルの距離で
見るhakaにマナを感じ、涙がとまらなかった。
相変わらずなり続けるほら貝。
そんな中、一際大きな音でぼーっと鳴るほら貝の音が聞こえた。
MAKAだった。
さっきの優しい、おだやかなMAKAではなかった。
海の男だった。ホクレアに、カマヘレに、天と地と海に。
すべてに捧げるMAKAのほら貝の音は、単なる音では
なくて言葉、祈り、魂、すべてだった。
大きな体の優しい目に、涙をいっぱいためて
全身全霊をつかったほら貝をふいていたMAKAの横顔を、
一生私は忘れることはないでしょう。
私の真新しいパドルケースにはMAKAのたくさんのメッセージ
がいっぱい(それはいっぱい)記してある。
「E OLA MAU, KU HOLO MAU」
その意味を知りたい方、是非調べてみてほしいです。
人それぞれ違うと思うけどすべての人へ共通するのは「絆」だったと思った。しかもそれは「あらかじめ決まっていた必然的な絆」なのです。
かたいけど、用は「出会うべく人や物とは必ずや出会う」ということです。でも、それはちゃんと努力をしたり、出会いたいと「思う」プロセスを踏まないと何も起こりません。
↓同感です。本当に「時と縁」必要とする人たちは、自然と周りに集まって支えあってくれていますもんね。人間は、一人では生きて行けないと想います。
全て宇宙と一体なんですよね・・・
Chikaちゃんのブログを読むたびに、心が洗われます。ありがとうございます・・・
投稿情報: cocoro | 2007年6 月26日 (火) 11:20
cocoroさん!
そう思っていただけたら嬉しいです。ありがとうございます。縁っておもしろいものですよね。
投稿情報: 有里知花 | 2007年6 月26日 (火) 18:45