あ~、みんな帰ってしまった。
ただいま深夜2時すぎ。
さっきまでわいわいしていた
みんなのエネルギー残る部屋でひとり
この日記を書いています。
今日はレコーディング&ミックス作業最後
の日でした。
思えばこのお話をレコード会社の方から戴いた
のが5月のこと。
カーペンターズのカバーアルバムを、コンピレーション
ではなく有里知花として一人のシンガーが作るという
お話は、大きすぎて、ありえないと思ったんですね。
しかもカーペンターズって、誰もが知っていて、構築された
確固たるものがある。
そのイメージをいかに崩さずに壊して再生していくか。
メンバーにとってもスタッフにとっても私にとっても
大きな大きな課題であり挑戦でありました。
でもこうしてひとつの作品として出来上がったものを今日、
最初から最後までみんなで聴いてみて、今までの選択は
全て間違っていなかったと確信しました。
「有里知花の、新しいアルバム」が完成をしました。
私自身の見直しでもあったし、新しい居場所の構築でも
あった制作だったと思うんだ。
一曲一曲それぞれに思い出があって、思い入れが大きくて
全てが我が子のよう。
11人のこどもたち。
終わってしまうのがかなり悲しくてさみしくて、
YASUがマイクやら機材やらを片付けていく作業を
見られなかった。
でも、なにかここから新たに始まる気がしてならないのです。
縁のあった人たちが集まって、その魂が入った音をはやく
みんなにも聴いてもらいたい。感じてもらいたい。
今日は一番思い入れの大きい曲を、最後に歌入れできた
ことが、非常に感謝です。
テーマは「全員参加」。
そして「愛とカルマ」。深いです。。
恵まれているんだと思う。
本当に幸せだと思う。
こんな素晴らしいクルーやメンバーと
こんな素晴らしい音を生み出せたこと。
どっかの国の真似じゃなく。
なにかのジャンルに固執するのではなく。
「キモチイイ」音を自由に表現できました。
感謝。
ありがとう。
知花ドンファミリーが1球入魂、じゃなくて1曲1曲入魂して作り上げた作品、スンごく楽しみです!!(きっといつもライブで見かけるご夫婦も!)
こだわりの有る曲は、毎日何度聴いても飽きないし、聴く度に新しい発見がある!まるで文学作品のように。
早く聴きたいなァ!!
投稿情報: 葛飾のオヤジ | 2007年9 月15日 (土) 06:20