緊張で横浜に向かう車中、
腹痛+頭痛・・・。もぅ帰りたい、そんな
キモチにまでなっちゃった。
手あせもすごいし、深呼吸がとまらない。
片思いの人に会いに行くあのかんじみたい。
奇跡は起きました。
目の前に夢にまで見たホクレア号がいるのです。
最初ゲートはしまってました。近くにクルーらしき人が
何人か座ってました。遠くからでも、見られただけで幸せだ、
目にその雄姿を焼き付けていました。
するとクルーの一人が「入っていいよ」と英語で言ってくれました。
一般公開の日ではないのに!
「ほんとに!?ありがとう!」ゲートから入ってもっと近い距離で
ホクレアを眺めました。夢かもしれない・・・
するとさっきのクルーが「乗りたいかい?」と。
「いいの!?嬉しい!!」と私。なんと、ホクレアに
乗ってしまった!!!
日本の国旗とハワイの州旗が風に舞っていた。
緊張で、「Thank you very much」すら咬んじゃうし。。笑
体が動かない。全身に力が入っちゃって触ってることしか
できない。完全に高所恐怖症の人みたいに。笑
写真やテレビでしか見たことのなかった日本人クルー
内野加奈子さんに思い切ってはなしかけてみた。
しんの通ったステキな女性。とても美しい。
実は昨日までハワイにいて、17に帰国するときいてたから
会えないと思ってた、と思いのたけを話したら、涙が・・・・・
微力ながら応援してたこと、伝えると加奈子さんは私をぎゅっと
抱きしめて「ありがとう!」と言ってくれた。
クルーにひとしきり説明をしていただいた。
すべてが理にかなった素晴らしいシステムだった。
船上では私が最初にアウトリガーを教わった湘南アウトリガー
カヌークラブの松尾さんがいらっしゃった。
ホクレアにお別れを言いに来たという。
またこの再会も奇跡だった。
私はこの日自分のパドルを持参していたのだ。
しばらくして作業が始まった。今日は解体の日。
船上にはクルー数名(チャド船長やマカさんもいたな~)
と、私と父の二人だけ。
解体の様子を、ただただ見ていた。
お疲れ様。ありがとう、ホクレア。
するとクルーの一人が
「ちょっと手伝ってくれないか?」と。
もちろん手伝った!まったく力になってなかった
けど、クルーと一緒にホクレアの一部を抱えた。
胸があつくなった。
今日の作業が終了した。相変わらず船上は
クルーと私たち二人だけだった。
するとクルーの一人がこう言った。
「手伝ってくれてありがとう!きみはもうクルーの
一人だよ!」
多忙なナイノアは姿を現さなかった。
でも私には十二分以上だった。
タイミング、時間帯、すべて導かれていた。
→今私の携帯待ちうけ画面です。笑
ナイノアが星を見てる席だそうです☆
ありがとう、ホクレア。
もしかしたら解体作業前の最後の訪問者だったかも
しれない。
もし、私の帰国を待っててくれたのなら、
本当に嬉しいです。
ありがとう!!!
ほんとにほんとに、グットタイミングでしたね!
Chikaちゃんのブログ読んで胸が熱くなりました
(T T)
本当にホクレア長旅お疲れ様でした。。。
投稿情報: cocoro | 2007年6 月20日 (水) 19:04
念願かなってHOKULE'Aに会うことができたのですね。
すべてが運命だったという感すらします。
私も先週、仕事の合間に抜け出して2度もHOKULE'Aに会うことができました。私は桟橋から見ていただけですが、こんなに小さな船で太平洋を渡るのかという驚きと、人間ってすごいなと感じました。
投稿情報: k | 2007年6 月20日 (水) 21:39
cocoroさん!
奇跡ですね!17日が延期になったなんて!
本当にホクレアにはいろんなことに感謝です。
Kさん!
Kさんは2度も会いにいったんですね~すごいな~。
私も実際乗ってみて、こんなに小さくても日本にこられるだけの力を持ってるのはすごいと思いました。
海って、地球ってすごいですね。
投稿情報: 有里知花 | 2007年6 月21日 (木) 11:37