「死にたくなったら見ろ!」
って書いてあった。
「ジプシーキャラバン」、見に行ってきた。
平日昼間なのに超満員の会場、ぎりぎりの
到着になってしまった私はなんと一番前。。。
ジプシー(=ロマ)と呼ばれる彼らが未だに偏見や
差別とたたかっているなんて知らなかった。
祖国や権力を持たない彼らの音楽にはしっかりとした
ルーツと誇りがあった。
彼らにとって音楽は「生きる術」。
「魂の叫び」「喜びと悲しみ」「生と死」。
彼らの声に、音に、顔のしわに、瞳の奥に、
ひとつひとつに背負っている壮絶な人生があった。
すべてが凝縮されて凄まじい音になっていた。
そんな彼らが、出身地や言葉や宗教を超えて
一同に演奏し、踊り、歌うシーンは圧巻。
世界に目を向けてみると色んな音が鳴っている。
目を向けるか、向けないままおわってしまうかは、あなた次第。
人によっては響かないかもしれない。
人によっては人生観変わっちゃうかもしれない。
それもあなた次第。
音楽が好きな人も、そんなに興味ない人も
「ジプシーキャラバン」、是非みてほしいです。
インドのジプシーがステージ前に
耳、目鼻、そして心に、手をあてて感謝をしていた。
涙がとまらなかった。
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